魔法少女まどか☆マギカ　第９話　これが私の全力全開！杏子ぅぅぅううう！！！

「全ては、この宇宙の寿命を延ばす為なんだ。」

ＱＢの言っている事が全て正しいとしても、精神を共有して種が同一宇宙理論へ統合されている宇宙人と、個々の内面に精神的な宇宙を独立して持っている人類では話が平行線のまま永遠と交わらないのも仕方無いでしょう。

そして内容の解釈は、いかにも中二病を刺激するセリフで面白いですよね。個人的には私は人間なのでのまどか側に立ってＱＢを契約違反で告訴したいところ。


「宇宙がエネルギー枯渇で崩壊するだって！？」



しかし今見ても「金剛番長」はやはり名作ですなぁ。
個人的には卑怯番長とマシン番長が好きですね。



そしてＱＢの口車に僅かな奇跡を願って杏子出撃！
まどかが魔女化したさやかを説得して、さやかが元に戻るという奇跡に頼った作戦開始・・・。




「命を危険に晒すつてのはなぁ、

そうするしか他に仕方ない奴だけがやる事さ。」


杏子の初登場時こそアレでしたが、ＱＢに騙されてゾンビ魔法少女だった事が判明してから一気に丸くなりましたね。元々はさやかと同じで他人の幸せを願って魔法少女になった訳ですが、破滅して自分の為にのみ戦う事にした杏子ですが、あくまで正義を貫こうとして挫折した「さやか」を観て、もう一人の自分に似たような表裏一体の関係を杏子は感じているのかも知れません。

そしてさやかの魔女の結界はオーケストラの舞台。自身が指揮者というのは演奏者である上條くんの心を操れたら良かったのにとか、そんな意味があるのだろうか。下半身が魚なのは思いっきり報われずに泡となって消えた人魚のイメージですよね。


そしてまさかとは思いましたが、衝撃のラストが待っていました・・・。




「心配すんなよ、さやか。一人ぼっちは淋しいもんな。」


杏子ぅぅぅううう！！！（ＴｏＴ）


「まどか」を「ほむら」に任せて、これが私の全力全開！
自らのソウルジェムごと貫いたのは、そのエネルギーを破壊力に加えようとしたのか、それとも彼女のソウルジェムが全力魔法で魔力を使い果たして魔女化する前に命を絶つという、ＱＢへの嫌がらせの意味もあるのかも。


他人の為に戦う事を決めたさやかは己の夢が叶わないとし知り絶望し、
自分の為にだけ戦う事を決めた杏は他人の幸せの為に奇跡を願って退場する事になりました・・・。


ただ余り知られていませんが、人魚姫は「海の泡となった後に空気の精に生まれ変わって空へと登って行く」ので、もしかしたら魔女化した「さやか」が一瞬だけ我を取り戻して美しく退場するような綺麗なラストが用意されているのかも知れません。せめて最後にそんな救済がある事を願わずには居られません。


そして最後に残った魔法少女は「ほむら」だけ。



「やらせないわ。絶対に！」

ワルプレギウスの夜と呼ばれる大魔女を相手にするには、もはやまどかが魔法少女になる他に無いというＱＢですが、ほむらは一人で戦う事を決意した模様。これが１話アバンに来る訳ですね。しかしその為にさやかも杏子も全て捨て駒にしたＱＢは本当に悪魔そのもの！（＞＜）

そこでまどかが魔法少女になろうとした瞬間、彼女は時を遡って過去に戻っているというループを一万回くらい繰り返しているという事なのだろうか？

次回はいよいよ物語のキーパーソン、ほむらの秘密が解るのでしょうか。
仮に正体が猫だとしても、本当にＱＢと契約してどうして人間の姿なのかとか謎は多いですね。

トラコミュ 魔法少女まどか☆マギカ

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