{
2008/02/11(月) }
■東映版 Kanon 恐るべし!!!
先日、知人から借りた京アニ版KanonのDVDの全話を再鑑賞したついでに「必ず見ろ!」という約束と共に一緒に貸してくれた東映版KanonのDVDも視聴しました。
しかし東映版は黒歴史という噂と、そもそも東映版Kanonがあるのに京アニ版Kanonが作られた時点で東映版Kanonに良い印象を持てなかったのですし、それに加え後から作られた京アニ版Kanonが24話あるのに対し、東映版Kanonが13話+1話しか無い事や、何よりあの作画のインパクトは強大でした(^^;
ですが東映版Kanonを13話+1話と全て観た今だから言いたい!
東映版 Kanon 恐るべし!!!
文章は、京都アニメーション版KANONを全話観ている事を前提に書いています。また筆者はゲーム未プレイ者なので、アニメの脚本としてどうだったかのみ感想です。
作画はツッコンだら負けです(^^;
以下、東映版 Kanonの完全なネタバレになります。
先日、知人から借りた京アニ版KanonのDVDの全話を再鑑賞したついでに「必ず見ろ!」という約束と共に一緒に貸してくれた東映版KanonのDVDも視聴しました。
しかし東映版は黒歴史という噂と、そもそも東映版Kanonがあるのに京アニ版Kanonが作られた時点で東映版Kanonに良い印象を持てなかったのですし、それに加え後から作られた京アニ版Kanonが24話あるのに対し、東映版Kanonが13話+1話しか無い事や、何よりあの作画のインパクトは強大でした(^^;
ですが東映版Kanonを13話+1話と全て観た今だから言いたい!
東映版 Kanon 恐るべし!!!
文章は、京都アニメーション版KANONを全話観ている事を前提に書いています。また筆者はゲーム未プレイ者なので、アニメの脚本としてどうだったかのみ感想です。
作画はツッコンだら負けです(^^;
以下、東映版 Kanonの完全なネタバレになります。
解決順も京都アニメーション版(以下、京アニ)と違う東映版(以下、東映)の
KANONですが、まず最初に8話目で舞編の解決から始めました。
基本的な流れは一緒ですが話は飛ばしまくります。京アニにあった舞の過去の回想は無いため、舞の力で魔物が生み出された流れた事実を知っても呆然としてしまいました。また京アニにあったウサ耳を祐一がプレゼントするシーンも無いなど、、全体として説明不足にも程があります。京アニを見なければ話に付いて行けません。


「舞、どうしていつもそうなの・・・」
ただこのラストシーンだけは凄く良かったです(^^)。
舞の自殺の理由は、恐らく自分が生み出した力で佐祐理さんを傷付けた事が原因だと私は思っていますが、京アニ版では舞の力が正しい方向に戻って自己回復するのに対し、東映では佐祐理さんが病院を抜け出して舞の自殺を止めに来てくれました。佐祐理さんGJ!
次の9話が栞編のラストです。京アニ版では真琴編が終っているのでこの頃にはあゆが名雪の家で居候生活を始めるのですが東映版では真琴がまだ居ます。その為、京アニでは祐一は栞のプレゼントをあゆに尋ねてタイヤキオチなのですが、東映では名雪が変わりに栞の事を祐一から聞く事となりました。
もともと栞の姉、香里は名雪の友人なのですから、よくよく考えれば祐一が名雪に相談しないのも変な話。そして東映ではそのまま祐一が栞を担当し、名雪が香里を担当する流れになりました。この流れは構成に説得力もあり凄く良いですね(^^)


「踊ろうか? 舞踏会、行きたがってたじゃないか。」
京アニに無いセリフとして、舞との舞踏会を祐一が栞に言うセリフがあります。栞編は京アニでも午前零時を過ぎたら消えるというシンデレラストーリーでしたが、舞踏会が散々だった事を祐一が栞に言っても、栞は舞踏会に行きたかったと言いました。そこで東映版では祐一が最後の噴水前で栞と2人で舞踏会のダンスを踊るシーンがあります。
そしてここからが東映脚本の驚くべき部分!
京アニにあった栞の誕生日パーティは無かったものの
香里を担当した名雪が、香里を栞の元に連れて来てくれました!
そして遂に本音でぶつかる香里と栞!


「約束したじゃない!、栞だけの夢じゃないのよ!
私の夢でもあるんだから!」
「お姉ちゃん・・・同じ制服を着て・・・同じ学校へ・・・
行きたいよー!!!」
いやー本当に良かったよ!このシーンを!
この姉妹の本音のぶつかり合いを私は見たかったんですよ!・゚・(⊃д`゚。)・゚・
京アニでは祐一と栞の時間を大切にしたので栞の可愛らしさに萌えた私ですが、東映ではこの姉妹の和解に物語の焦点を置いて来ました。
また京アニでは栞は栞編では泣かず最後まで笑顔のまま祐一とお別れし、奇跡的回復をした最終話で初めて祐一の胸で泣くのですが、東映ではここで栞の本音と共に涙を見る事が出来ます。京アニは物語がもうあゆ編のクライマックスなので、栞の涙に盛り上がり不足だったのが残念でした(^^;
さて、3人目にして京アニ1人目の沢渡真琴のクライマックスです。
真琴の体調変化から最後までを1話に収めるスピード展開で、
東映では感動している暇は一切ありません。
また京アニにあった最後の結婚式が無かったのにはショックでした。あれは京アニオリジナル展開なのかも知れません。という訳で、ここでは東映にのみあるシーンを2つだけ紹介して終りたいと思います。


「いいんだ、俺が決めた。今日が真琴の誕生日だ。」
日常会話も出来なくなった真琴を家族として外食するシーンは京アニにももちろんありますが、ここは東映オリジナルなのか京アニにはありませんでした。


「ありが・・とう、おかあ・・・さん。」
京アニでも最後の別れを秋子さんとする時に真琴は何かを言って別れ、秋子さんが泣き崩れるシーンがあるのですが視聴者には解りません。気になってはいたのですが、東映にその答えがありました。
残るヒロインは名雪とあゆの2人だけ。あゆ消失、秋子さん事故、名雪編、あゆ編と基本的な流れは京アニと同じです。しかし決定的に違うのは、
京アニが真のヒロインをあゆとして、24話の物語を構成したのに対し
東映は真のヒロインを名雪として13+1話を構成した点です。
その為、京アニでは「あゆエンド」が保証されている安心感を持ちながら最後まで見れたのですが、東映は京アニを見た後でさえ、いったいどんなふうに終わるのか全く予想出来ませんでした。
という訳で、名雪とあゆ編、と言ってもあゆの物語は京アニとほとんど同じなので、ここでは東映にしかない名雪編を紹介したいと思います。


「ありがとうだよ・・・祐一くん。」
「え・・・・。」
はい!
という事で名雪は祐一とあゆのキスシーンを見てしまいました!
京アニでは帰宅した2人の雰囲気から名雪と秋子さんが察するシーンがあるのですが、容赦の無い東映は名雪に目撃させると言う、超ベタベタな昼ドラ展開を持って来ました。
この後の名雪の鬱展開は当然で、家で2人と接する名雪がいつ
「この泥棒猫!」と言い出さないかと本気でハラハラしてしまいました(^^;。
と言うか、お前ら2人はもう家から出て行けよ!と私は思いますね!
そして丘の上の学校であゆ消失の流れは一緒です。
しかしここからが名雪編の本領発揮。消失したあゆの事しか考えない祐一を、名雪は健気に元気付けて支えちゃったりするんですよ・゚・(⊃д`゚。)・゚・
そして人形発見直後に秋子さんの事故へと話は進みます。
命の危険がある秋子さんを前にして名雪を励ます祐一でしたが、
ここでも祐一はあゆの名前を言ってしまい、
ついに名雪の心の堤防は決壊してしまいました。


「本当は心の中でホッとしてた。
あゆちゃんはもう居ないって解ったから・・・。
だって、祐一の目にはずっとあゆちゃんしか映ってなかったんだもん!
私、もう笑えない。もう強くなれないよ・・・。」
驚きの告白をする名雪。そしてこの直後に祐一は、
幼き日の名雪の告白と雪ウサギを壊した事を思い出しました。
そしてもう名雪との関係は修復出来ないのではないか?
そんなふうにも考えていたのですが、
実際その通りに話が進みドロドロ展開が続きます。(いやマジで・・・。)
京アニと同じく丘の上であゆと再会する祐一ですが、
やはり同じく最後の願いを言ってあゆは消失してしまいました。


そしてその直後に秋子さんが目覚めます!。原作未プレイ者なので確かな事は解りませんが、京アニのあゆの最後の願いが皆のベホマズンだったのに対し(正確には違うけど)、東映は秋子さんのザオリクだったように思えます。
と言うのも、京アニの秋子さんは何だか死にそうに感じなかったのですが、
東映の秋子さんはこのままポックリ逝きそうな感じだったのですよ!(苦笑)


卒業する2人。そして戻って来た栞。
あくまで香里と栞が一緒に居る所が京アニとの違いですね。
そして祐一と名雪の超鬱展開もまだまだ続きます!
秋子さんは目覚めて直、当たり前と言えば当たり前ですが入院生活が続きます。名雪もその看病で病院通いが続くのですが、秋子さんが事故にあった日の名雪の告白以降、祐一と名雪の間には心の壁が出来ていました。


そしてそんな中、祐一はとても主人公とは思えない行動を決断しました!
祐一はこの家に名雪1人残して両親の元へと戻る準備をし始めます!
もうね、この祐一には流石に私も軽く殺意が沸いて来ましたよ!
まだ秋子さんも退院してないのに!
名雪との関係だってまだ修復してないのに!
お前、この広い家に名雪1人残して全てを捨てて逃げるのかよ!!
とね。(あーもう、思い出しても腹が立つ!(苦笑))
そして名雪との関係は修復しない所か、
2人の溝は広がる一方のまま祐一のお別れ会に。


ここで栞が登場はチョッとビックリ。さらに手編みのマフラーをプレゼントして二度ビックリ。名雪と違い、あゆとのキスシーンを見ていない栞は祐一への思いを諦めてなどいない様子でした。しかし一番ビックリしたのは
北川がCLANNADセーターを着ている所ですね(笑)
そして祐一と名雪の別れの日がやって来ました。


「見送りは無しか?」
「ゴメン。今日、お母さんの検査があるから・・・じゃあね。」
当たり前だろ!、どの面下げて言ってんだ!O=(゚Д゚*)
と言うのが私の感想ですが、結局2人の関係はとうとう最後の別れの時でさえ修復する事はありませんでした。
しかし!
ここで東映脚本の超展開が待っていたのです!
荷物を整え祐一が部屋を立ち去ろうとしたその時、
名雪に借りた音声入力目覚ましが鳴ります!


「祐一、ゴメンね。怒らないで聞いて欲しいの・・・」
名雪は自分の思いをメッセージに残していたのです!
これはもう素直に良い脚本だと思いますね。原作に無い展開だとしたら、
よく東映の脚本家は思い付いたものです。
そして祐一は駅へ。
一方、最後のメッセージが祐一に伝わった名雪は秋子さんに祐一の見送りの事を聞かれますが「良いんだよ、これで。」と静かに言いました。そして秋子さんの為に飲み物を買いに自動販売機の前に行ったその時、
名雪が発見してしまいます!


月宮あゆ
ここであゆかよ!
名雪があゆを見つけてしまうんですよ!(ToT)
なにこの感動と残酷が入り混じった東映の超脚本は!!
そして名雪は祐一を追い掛け駅へ。
祐一を見つけ、あゆが死んでなどいない事を、
意識不明のまま7年間、祐一をずっと待ち続けている事を伝えました。
もう名雪が良い子過ぎて泣けて来ますよ!
そして名雪は・・・


「ゴメンね。でもこれが最初で最後だから。
お願い、早く行ってあげて!」
もう俺の中で全米が泣いた!(ToT)
いやーもうね!私から見て名雪編の、
この時点でこれ以上に無いと思える最高のエンド!
散々、祐一の為に健気に頑張ってきた名雪には、
別れを込めてキスする権利は充分過ぎるほどあるよ!(ToT)
いやー、もう東映の名雪の成長は凄いですよ!
祐一への恋をやめる勇気を持ってキスするシーンは
名雪の強さをストレートに現していて名シーンでした(^^)。
そして京アニではあゆ発見後に目覚める時間があるのですが東映にはありません。と言うか、どのくらい経ったのかもよく解りません。このままあゆエンドのラストはほぼ一緒ですが、東映では最後に風に乗って真琴の声が祐一に聞こえて来ました。
こうして最後は東映も京アニも同じあゆエンドを迎える訳ですが、
なんと東映にはさらなる1話が存在します。
それは最終話を別視点からみた構成になっていました。
東映の名雪ヒロインなのはやはり変わりません。
■風花

「知ってるよ、舞がどうして火傷したのか。」
舞と佐祐理は百合カップルになっていました・・・ら、
それはそれでそれなんですが(^^;、東映では2人揃って海外の大学に留学してしまいました。理由は海外の大学は卒業は大変でも入学は簡単だから・・・
それはそれでそれなんですね(苦笑)
一方、京アニでは香里を狙っていた北川ですが、東映では話数の都合もあって、そんな素振りはほとんど見られませんでした。が、この風花では・・・

「だって、香里以外と行ったら浮気になっちゃうだろ?」
「もう、バカバカバカバカバカバカバカ!」
えーと・・・(^^;、北川は香里をゲット成功してました。
しかも恋人が出来た余裕の態度を披露しました。
一方、北川にゲットされてしまった香里はここに来てなんとツンデレを披露!
我々はまた1つ、バカップルの誕生を目撃しました(笑)
いやーでもこの2人も気持ちの良いラストが用意されていて嬉しいです(^^)

「あ、これドラマの受け売りですけど。」
床屋で髪を男の子のようなショートカットに切られてしまったあゆは、祐一と会う前に栞と会っていました。他愛も無い会話ですが栞はあゆを応援している事からも、彼女も新たな人生に向かって歩き始めた事が解るシーンでした。
栞の歩む未来に幸あれ!

東映最終話で真琴の声が最後に聞こえるのですが、その答えの答えがここにありました。「今度、相沢さんも誘いましょうか?」という天野美汐に対し、「祐一とはいつでも会えるから」と言う真琴。
「本当は優しいくせにね。
ありがとう。これ貰っておくね。」
そして真琴は風花と共に空へ消えて行きました。
一方、あゆを迎えに行く祐一は、公園に1人居る名雪を見掛けました。


「でも寂しくなんかないよ。
私達が大人になったって事なんだから・・・
先に帰ってるね。」
幼き日に乗ったブランコは大きくなった自分達には小さ過ぎて上手く乗れません。その成長を心の成長と絡める脚本は実に良いですね。
「寄り道しないで帰れよ。」
「寄り道するのが良い時だってあるんだよ。」
「そうゆうものかもしれないな・・・」
「うん! そうゆうものだよ(^^)」
東映KANON、感動をありがとう!
■総評
さて、という訳で、おっかなびっくりしながら最後まで視聴した東映KANONですが、ここまで来て言うのもなんなんですが、客観的に、そして総合的に見て京アニKANONの方が優れている事は言うまでもありません。
ではなぜ私が東映に心惹かれたかと言うと、
名雪がヒロインになっていた事もありますが、それよりも、
全ての物語に東映版としての答えを出していた!
これに尽きます。
そしてこれは決して良い脚本だ!と言う訳でもありません。
私にはこの脚本が合っていたというだけの事です。
私は京アニ脚本を文系脚本と思っているのですが、
それに対して東映はまさに理系脚本でした。
文系脚本とは何かと言うと、想像に委ねる脚本です。これの一番の名シーンは涼宮ハルヒの憂鬱でのラストシーンで、キョンに「似合っているぞ。」と言われるハルヒですね。京アニはここでハルヒの顔をもう一度映すかどうか話し合い、背中で見せる名シーンを映し出しました。これはもう本当にシビレるラストで、視聴者はハルヒが「素直に照れているのか」「照れながらも怒った表情か」様々な想像が出来ます。
それが理系脚本だったなら、ハルヒの顔をもう一度移し、視聴者に見せてくれた事でしょう。それはそれでどんな表情だったとしても、ハルヒが照れている事は確定と思いたいですから見てみたい気持ちもありますが、我々が想像する余地は無く、答えを制作側が与えてしまいます。
これが京アニKANONと東映KANONの決定的違いでした。
東映版は物語における答えを視聴者に出してしまっているのですが、そのキッパリした答えが欲しい私にはこの東映版が合っていた訳です。単にそれだけなのです。栞編のラストでキッパリした答えを見れて気持ちいい。名雪も祐一への気持ちをキッパリ切り替えた姿が見れて気持ち良いわけです。
という訳で、数式をキッチリ解くように、物語のキッチリとした完結を観ないと気が済まないというような人に、京アニKANONを見た後で、東映KANONも観る事を私はお勧めします。
作画的には東映から見た方が良いのですが(苦笑)、脚本的に東映は欠落が多過ぎるので京アニ⇒東映と観ないと、もう一度東映を観る事になるかと思います(爆)
それでは最後に、
東映版 Kanon 恐るべし!!!

←やる気が出るので面白かったら押してね☆
(ひと月かかって書き終えました・・・)
KANONですが、まず最初に8話目で舞編の解決から始めました。
基本的な流れは一緒ですが話は飛ばしまくります。京アニにあった舞の過去の回想は無いため、舞の力で魔物が生み出された流れた事実を知っても呆然としてしまいました。また京アニにあったウサ耳を祐一がプレゼントするシーンも無いなど、、全体として説明不足にも程があります。京アニを見なければ話に付いて行けません。


「舞、どうしていつもそうなの・・・」
ただこのラストシーンだけは凄く良かったです(^^)。
舞の自殺の理由は、恐らく自分が生み出した力で佐祐理さんを傷付けた事が原因だと私は思っていますが、京アニ版では舞の力が正しい方向に戻って自己回復するのに対し、東映では佐祐理さんが病院を抜け出して舞の自殺を止めに来てくれました。佐祐理さんGJ!
次の9話が栞編のラストです。京アニ版では真琴編が終っているのでこの頃にはあゆが名雪の家で居候生活を始めるのですが東映版では真琴がまだ居ます。その為、京アニでは祐一は栞のプレゼントをあゆに尋ねてタイヤキオチなのですが、東映では名雪が変わりに栞の事を祐一から聞く事となりました。
もともと栞の姉、香里は名雪の友人なのですから、よくよく考えれば祐一が名雪に相談しないのも変な話。そして東映ではそのまま祐一が栞を担当し、名雪が香里を担当する流れになりました。この流れは構成に説得力もあり凄く良いですね(^^)


「踊ろうか? 舞踏会、行きたがってたじゃないか。」
京アニに無いセリフとして、舞との舞踏会を祐一が栞に言うセリフがあります。栞編は京アニでも午前零時を過ぎたら消えるというシンデレラストーリーでしたが、舞踏会が散々だった事を祐一が栞に言っても、栞は舞踏会に行きたかったと言いました。そこで東映版では祐一が最後の噴水前で栞と2人で舞踏会のダンスを踊るシーンがあります。
そしてここからが東映脚本の驚くべき部分!
京アニにあった栞の誕生日パーティは無かったものの
香里を担当した名雪が、香里を栞の元に連れて来てくれました!
そして遂に本音でぶつかる香里と栞!


「約束したじゃない!、栞だけの夢じゃないのよ!
私の夢でもあるんだから!」
「お姉ちゃん・・・同じ制服を着て・・・同じ学校へ・・・
行きたいよー!!!」
いやー本当に良かったよ!このシーンを!
この姉妹の本音のぶつかり合いを私は見たかったんですよ!・゚・(⊃д`゚。)・゚・
京アニでは祐一と栞の時間を大切にしたので栞の可愛らしさに萌えた私ですが、東映ではこの姉妹の和解に物語の焦点を置いて来ました。
また京アニでは栞は栞編では泣かず最後まで笑顔のまま祐一とお別れし、奇跡的回復をした最終話で初めて祐一の胸で泣くのですが、東映ではここで栞の本音と共に涙を見る事が出来ます。京アニは物語がもうあゆ編のクライマックスなので、栞の涙に盛り上がり不足だったのが残念でした(^^;
さて、3人目にして京アニ1人目の沢渡真琴のクライマックスです。
真琴の体調変化から最後までを1話に収めるスピード展開で、
東映では感動している暇は一切ありません。
また京アニにあった最後の結婚式が無かったのにはショックでした。あれは京アニオリジナル展開なのかも知れません。という訳で、ここでは東映にのみあるシーンを2つだけ紹介して終りたいと思います。


「いいんだ、俺が決めた。今日が真琴の誕生日だ。」
日常会話も出来なくなった真琴を家族として外食するシーンは京アニにももちろんありますが、ここは東映オリジナルなのか京アニにはありませんでした。


「ありが・・とう、おかあ・・・さん。」
京アニでも最後の別れを秋子さんとする時に真琴は何かを言って別れ、秋子さんが泣き崩れるシーンがあるのですが視聴者には解りません。気になってはいたのですが、東映にその答えがありました。
残るヒロインは名雪とあゆの2人だけ。あゆ消失、秋子さん事故、名雪編、あゆ編と基本的な流れは京アニと同じです。しかし決定的に違うのは、
京アニが真のヒロインをあゆとして、24話の物語を構成したのに対し
東映は真のヒロインを名雪として13+1話を構成した点です。
その為、京アニでは「あゆエンド」が保証されている安心感を持ちながら最後まで見れたのですが、東映は京アニを見た後でさえ、いったいどんなふうに終わるのか全く予想出来ませんでした。
という訳で、名雪とあゆ編、と言ってもあゆの物語は京アニとほとんど同じなので、ここでは東映にしかない名雪編を紹介したいと思います。


「ありがとうだよ・・・祐一くん。」
「え・・・・。」
はい!
という事で名雪は祐一とあゆのキスシーンを見てしまいました!
京アニでは帰宅した2人の雰囲気から名雪と秋子さんが察するシーンがあるのですが、容赦の無い東映は名雪に目撃させると言う、超ベタベタな昼ドラ展開を持って来ました。
この後の名雪の鬱展開は当然で、家で2人と接する名雪がいつ
「この泥棒猫!」と言い出さないかと本気でハラハラしてしまいました(^^;。
と言うか、お前ら2人はもう家から出て行けよ!と私は思いますね!
そして丘の上の学校であゆ消失の流れは一緒です。
しかしここからが名雪編の本領発揮。消失したあゆの事しか考えない祐一を、名雪は健気に元気付けて支えちゃったりするんですよ・゚・(⊃д`゚。)・゚・
そして人形発見直後に秋子さんの事故へと話は進みます。
命の危険がある秋子さんを前にして名雪を励ます祐一でしたが、
ここでも祐一はあゆの名前を言ってしまい、
ついに名雪の心の堤防は決壊してしまいました。


「本当は心の中でホッとしてた。
あゆちゃんはもう居ないって解ったから・・・。
だって、祐一の目にはずっとあゆちゃんしか映ってなかったんだもん!
私、もう笑えない。もう強くなれないよ・・・。」
驚きの告白をする名雪。そしてこの直後に祐一は、
幼き日の名雪の告白と雪ウサギを壊した事を思い出しました。
そしてもう名雪との関係は修復出来ないのではないか?
そんなふうにも考えていたのですが、
実際その通りに話が進みドロドロ展開が続きます。(いやマジで・・・。)
京アニと同じく丘の上であゆと再会する祐一ですが、
やはり同じく最後の願いを言ってあゆは消失してしまいました。


そしてその直後に秋子さんが目覚めます!。原作未プレイ者なので確かな事は解りませんが、京アニのあゆの最後の願いが皆のベホマズンだったのに対し(正確には違うけど)、東映は秋子さんのザオリクだったように思えます。
と言うのも、京アニの秋子さんは何だか死にそうに感じなかったのですが、
東映の秋子さんはこのままポックリ逝きそうな感じだったのですよ!(苦笑)


卒業する2人。そして戻って来た栞。
あくまで香里と栞が一緒に居る所が京アニとの違いですね。
そして祐一と名雪の超鬱展開もまだまだ続きます!
秋子さんは目覚めて直、当たり前と言えば当たり前ですが入院生活が続きます。名雪もその看病で病院通いが続くのですが、秋子さんが事故にあった日の名雪の告白以降、祐一と名雪の間には心の壁が出来ていました。


そしてそんな中、祐一はとても主人公とは思えない行動を決断しました!
祐一はこの家に名雪1人残して両親の元へと戻る準備をし始めます!
もうね、この祐一には流石に私も軽く殺意が沸いて来ましたよ!
まだ秋子さんも退院してないのに!
名雪との関係だってまだ修復してないのに!
お前、この広い家に名雪1人残して全てを捨てて逃げるのかよ!!
とね。(あーもう、思い出しても腹が立つ!(苦笑))
そして名雪との関係は修復しない所か、
2人の溝は広がる一方のまま祐一のお別れ会に。


ここで栞が登場はチョッとビックリ。さらに手編みのマフラーをプレゼントして二度ビックリ。名雪と違い、あゆとのキスシーンを見ていない栞は祐一への思いを諦めてなどいない様子でした。しかし一番ビックリしたのは
北川がCLANNADセーターを着ている所ですね(笑)
そして祐一と名雪の別れの日がやって来ました。


「見送りは無しか?」
「ゴメン。今日、お母さんの検査があるから・・・じゃあね。」
当たり前だろ!、どの面下げて言ってんだ!O=(゚Д゚*)
と言うのが私の感想ですが、結局2人の関係はとうとう最後の別れの時でさえ修復する事はありませんでした。
しかし!
ここで東映脚本の超展開が待っていたのです!
荷物を整え祐一が部屋を立ち去ろうとしたその時、
名雪に借りた音声入力目覚ましが鳴ります!


「祐一、ゴメンね。怒らないで聞いて欲しいの・・・」
名雪は自分の思いをメッセージに残していたのです!
これはもう素直に良い脚本だと思いますね。原作に無い展開だとしたら、
よく東映の脚本家は思い付いたものです。
そして祐一は駅へ。
一方、最後のメッセージが祐一に伝わった名雪は秋子さんに祐一の見送りの事を聞かれますが「良いんだよ、これで。」と静かに言いました。そして秋子さんの為に飲み物を買いに自動販売機の前に行ったその時、
名雪が発見してしまいます!


月宮あゆ
ここであゆかよ!
名雪があゆを見つけてしまうんですよ!(ToT)
なにこの感動と残酷が入り混じった東映の超脚本は!!
そして名雪は祐一を追い掛け駅へ。
祐一を見つけ、あゆが死んでなどいない事を、
意識不明のまま7年間、祐一をずっと待ち続けている事を伝えました。
もう名雪が良い子過ぎて泣けて来ますよ!
そして名雪は・・・


「ゴメンね。でもこれが最初で最後だから。
お願い、早く行ってあげて!」
もう俺の中で全米が泣いた!(ToT)
いやーもうね!私から見て名雪編の、
この時点でこれ以上に無いと思える最高のエンド!
散々、祐一の為に健気に頑張ってきた名雪には、
別れを込めてキスする権利は充分過ぎるほどあるよ!(ToT)
いやー、もう東映の名雪の成長は凄いですよ!
祐一への恋をやめる勇気を持ってキスするシーンは
名雪の強さをストレートに現していて名シーンでした(^^)。
そして京アニではあゆ発見後に目覚める時間があるのですが東映にはありません。と言うか、どのくらい経ったのかもよく解りません。このままあゆエンドのラストはほぼ一緒ですが、東映では最後に風に乗って真琴の声が祐一に聞こえて来ました。
こうして最後は東映も京アニも同じあゆエンドを迎える訳ですが、
なんと東映にはさらなる1話が存在します。
それは最終話を別視点からみた構成になっていました。
東映の名雪ヒロインなのはやはり変わりません。
■風花

「知ってるよ、舞がどうして火傷したのか。」
舞と佐祐理は百合カップルになっていました・・・ら、
それはそれでそれなんですが(^^;、東映では2人揃って海外の大学に留学してしまいました。理由は海外の大学は卒業は大変でも入学は簡単だから・・・
それはそれでそれなんですね(苦笑)
一方、京アニでは香里を狙っていた北川ですが、東映では話数の都合もあって、そんな素振りはほとんど見られませんでした。が、この風花では・・・

「だって、香里以外と行ったら浮気になっちゃうだろ?」
「もう、バカバカバカバカバカバカバカ!」
えーと・・・(^^;、北川は香里をゲット成功してました。
しかも恋人が出来た余裕の態度を披露しました。
一方、北川にゲットされてしまった香里はここに来てなんとツンデレを披露!
我々はまた1つ、バカップルの誕生を目撃しました(笑)
いやーでもこの2人も気持ちの良いラストが用意されていて嬉しいです(^^)

「あ、これドラマの受け売りですけど。」
床屋で髪を男の子のようなショートカットに切られてしまったあゆは、祐一と会う前に栞と会っていました。他愛も無い会話ですが栞はあゆを応援している事からも、彼女も新たな人生に向かって歩き始めた事が解るシーンでした。
栞の歩む未来に幸あれ!

東映最終話で真琴の声が最後に聞こえるのですが、その答えの答えがここにありました。「今度、相沢さんも誘いましょうか?」という天野美汐に対し、「祐一とはいつでも会えるから」と言う真琴。
「本当は優しいくせにね。
ありがとう。これ貰っておくね。」
そして真琴は風花と共に空へ消えて行きました。
一方、あゆを迎えに行く祐一は、公園に1人居る名雪を見掛けました。


「でも寂しくなんかないよ。
私達が大人になったって事なんだから・・・
先に帰ってるね。」
幼き日に乗ったブランコは大きくなった自分達には小さ過ぎて上手く乗れません。その成長を心の成長と絡める脚本は実に良いですね。
「寄り道しないで帰れよ。」
「寄り道するのが良い時だってあるんだよ。」
「そうゆうものかもしれないな・・・」
「うん! そうゆうものだよ(^^)」
東映KANON、感動をありがとう!
■総評
さて、という訳で、おっかなびっくりしながら最後まで視聴した東映KANONですが、ここまで来て言うのもなんなんですが、客観的に、そして総合的に見て京アニKANONの方が優れている事は言うまでもありません。
ではなぜ私が東映に心惹かれたかと言うと、
名雪がヒロインになっていた事もありますが、それよりも、
全ての物語に東映版としての答えを出していた!
これに尽きます。
そしてこれは決して良い脚本だ!と言う訳でもありません。
私にはこの脚本が合っていたというだけの事です。
私は京アニ脚本を文系脚本と思っているのですが、
それに対して東映はまさに理系脚本でした。
文系脚本とは何かと言うと、想像に委ねる脚本です。これの一番の名シーンは涼宮ハルヒの憂鬱でのラストシーンで、キョンに「似合っているぞ。」と言われるハルヒですね。京アニはここでハルヒの顔をもう一度映すかどうか話し合い、背中で見せる名シーンを映し出しました。これはもう本当にシビレるラストで、視聴者はハルヒが「素直に照れているのか」「照れながらも怒った表情か」様々な想像が出来ます。
それが理系脚本だったなら、ハルヒの顔をもう一度移し、視聴者に見せてくれた事でしょう。それはそれでどんな表情だったとしても、ハルヒが照れている事は確定と思いたいですから見てみたい気持ちもありますが、我々が想像する余地は無く、答えを制作側が与えてしまいます。
これが京アニKANONと東映KANONの決定的違いでした。
東映版は物語における答えを視聴者に出してしまっているのですが、そのキッパリした答えが欲しい私にはこの東映版が合っていた訳です。単にそれだけなのです。栞編のラストでキッパリした答えを見れて気持ちいい。名雪も祐一への気持ちをキッパリ切り替えた姿が見れて気持ち良いわけです。
という訳で、数式をキッチリ解くように、物語のキッチリとした完結を観ないと気が済まないというような人に、京アニKANONを見た後で、東映KANONも観る事を私はお勧めします。
作画的には東映から見た方が良いのですが(苦笑)、脚本的に東映は欠落が多過ぎるので京アニ⇒東映と観ないと、もう一度東映を観る事になるかと思います(爆)
それでは最後に、
東映版 Kanon 恐るべし!!!
トラコミュ Kanon(アニメ) |


(ひと月かかって書き終えました・・・)
この記事へのコメント
知ってる人はスタッフ見ただけで黒歴史じゃないって瞭然ですよ^^
東映厨の自分ですら贅沢と感じる作品です
東映厨の自分ですら贅沢と感じる作品です
2008/03/04(火) 10:17 | URL | コメンテーター #-[ 編集]
「食わず嫌い」とはよく言いますが、東映版はまさにそんな作品でした。
名雪の成長を見せてくれたのが何より良かったです(^^)
名雪の成長を見せてくれたのが何より良かったです(^^)
2008/03/04(火) 19:29 | URL | 鷹村 #fcqYBQkI[ 編集]
私も東映版見ました。黒歴史と言われている作品です。確かに作画や、演出は京アニには劣りますが、脚本や展開は絶対そんなことないと思います!
まったく鷹村さん!あなたの言うとおりです!
私の中で、京アニの名雪はかわいそ過ぎでした。
7年も想いをはせているのに、知らないうちに女の知り合い増えてるし、勝手に家に連れてくるし、「ここにいて!」って言っても戻ってみたらいないし、せっかく作った雪うさぎと雄一の思いは…。(T_T)涙涙
名雪の健気さにひかれると同時に、自分の気持ちを押し殺したままの名雪が歯がゆくてなりません。
そんな名雪に東映が答えを出してくれたのだと思います。
あの最初で最後のキスシーン。
風花で、お互いの成長を確認しあった後、それぞれ別の方向に歩いて行く名雪と雄一。
とても楽しめました。
東映も2クールあったらまた違った評判を得てたかもしれません。
とても良かったと思います!
少なくとも黒歴史として歴史の中に忌み嫌われたまま埋もれていくのが惜しい位ですね。
また言葉にできない、このすっきりした思いを形としてご教示して頂いた鷹村さんにあつく御礼申し上げます。
まったく鷹村さん!あなたの言うとおりです!
私の中で、京アニの名雪はかわいそ過ぎでした。
7年も想いをはせているのに、知らないうちに女の知り合い増えてるし、勝手に家に連れてくるし、「ここにいて!」って言っても戻ってみたらいないし、せっかく作った雪うさぎと雄一の思いは…。(T_T)涙涙
名雪の健気さにひかれると同時に、自分の気持ちを押し殺したままの名雪が歯がゆくてなりません。
そんな名雪に東映が答えを出してくれたのだと思います。
あの最初で最後のキスシーン。
風花で、お互いの成長を確認しあった後、それぞれ別の方向に歩いて行く名雪と雄一。
とても楽しめました。
東映も2クールあったらまた違った評判を得てたかもしれません。
とても良かったと思います!
少なくとも黒歴史として歴史の中に忌み嫌われたまま埋もれていくのが惜しい位ですね。
また言葉にできない、このすっきりした思いを形としてご教示して頂いた鷹村さんにあつく御礼申し上げます。
2008/06/22(日) 20:43 | URL | キムチ #-[ 編集]
キムチさん、始めまして。
東映KANONは京アニKANONに劣る部分もあるものの、
京アニKANONでモヤモヤしてしまった栞編と名雪編を
スッキリとさせてくれたのがとにかく衝撃でした。
どちらが良いと比べるよりも、ストーリーの相互補完という意味合いで
展開を見比べて楽しむのが一番だと思います。
このまま食わず嫌いで見ない人が居るのが残念に思える名作ですし、
時々、この記事にも「東映KANON」の検索で偶然訪れる人が居るのですが、
そういった人に少しでも東映版の良さを知って欲しいと思いこの記事を書きました。
読んで共感して頂けたのなら嬉しいです(^^)
東映KANONは京アニKANONに劣る部分もあるものの、
京アニKANONでモヤモヤしてしまった栞編と名雪編を
スッキリとさせてくれたのがとにかく衝撃でした。
どちらが良いと比べるよりも、ストーリーの相互補完という意味合いで
展開を見比べて楽しむのが一番だと思います。
このまま食わず嫌いで見ない人が居るのが残念に思える名作ですし、
時々、この記事にも「東映KANON」の検索で偶然訪れる人が居るのですが、
そういった人に少しでも東映版の良さを知って欲しいと思いこの記事を書きました。
読んで共感して頂けたのなら嬉しいです(^^)
2008/06/22(日) 21:39 | URL | 鷹村 #fcqYBQkI[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2008/06/23(月) 00:55 | | #[ 編集]
>ブログのURLを
もともと誰かに見てもらう為に書いた感想記事ですから、
紹介して頂けるなら、ありがたいくらいです(^^)
こちらこそ、お願いします。
もともと誰かに見てもらう為に書いた感想記事ですから、
紹介して頂けるなら、ありがたいくらいです(^^)
こちらこそ、お願いします。
2008/06/23(月) 20:39 | URL | 鷹村 #fcqYBQkI[ 編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2008/06/23(月) 23:40 | | #[ 編集]
京アニは原作がいいからあのできになったという感じです。個人的には絵がうまいけど、それだけ。
東映版は絵はまぁあれだけど(というか、うまい人を使えばよかっただけともおもわれるし、あの原作ならあの絵で個人的にはOK。京アニは絵が原作から遠すぎ。)脚本の力は東映の方がはるかに上かなと正直思いました。
なんで黒歴史やねんw
京アニは脚本がだらだら長すぎて、後半むりやり終わらせてるように思えましたけどねぇ。
東映版は絵はまぁあれだけど(というか、うまい人を使えばよかっただけともおもわれるし、あの原作ならあの絵で個人的にはOK。京アニは絵が原作から遠すぎ。)脚本の力は東映の方がはるかに上かなと正直思いました。
なんで黒歴史やねんw
京アニは脚本がだらだら長すぎて、後半むりやり終わらせてるように思えましたけどねぇ。
2010/12/02(木) 14:13 | URL | すれ #-[ 編集]
そもそも1クールと2クールで各キャラに割ける尺が全然違うしな。
正直舞の件は裂きすぎな割にはいい加減な終わりだったが名雪とあゆの話は上手くまとめたと思うけどな。
正直舞の件は裂きすぎな割にはいい加減な終わりだったが名雪とあゆの話は上手くまとめたと思うけどな。
2012/04/07(土) 21:00 | URL | コメンテーター #-[ 編集]
基本的に原作を再現してほしい人なので京アニ派です。
もちろんすべてが原作通りではいかないんですが、原作を大事にしてくれるのが京アニのいいところ。
記事にある結婚式も原作通りの展開ですし。
絵が云々以上に原作の世界を壊さずに作ってくれてるところがお気に入りです。
絵に関しては、まあそこが京アニクオリティということなので原作云々はいいません。絵よりシナリオです。
オリジナルストーリーより原作です。
これはkanonに限らず、keyの後作はもちろん、それ以外でも好みとして一貫してます。例えばハリポタも。
まあそこは好みですけどね。
まあ、もちろん絵も気に入らないと言えば気に入らないんですが・・・。
杉田声に慣れてしまっていたりなど、いまから1クール見ろと言われても個人的に難しいですねえ。
どうしてもギャグ漫画に見えてしまって見てられない。原作の雰囲気とかい離しすぎていてもう。
もちろんすべてが原作通りではいかないんですが、原作を大事にしてくれるのが京アニのいいところ。
記事にある結婚式も原作通りの展開ですし。
絵が云々以上に原作の世界を壊さずに作ってくれてるところがお気に入りです。
絵に関しては、まあそこが京アニクオリティということなので原作云々はいいません。絵よりシナリオです。
オリジナルストーリーより原作です。
これはkanonに限らず、keyの後作はもちろん、それ以外でも好みとして一貫してます。例えばハリポタも。
まあそこは好みですけどね。
まあ、もちろん絵も気に入らないと言えば気に入らないんですが・・・。
杉田声に慣れてしまっていたりなど、いまから1クール見ろと言われても個人的に難しいですねえ。
どうしてもギャグ漫画に見えてしまって見てられない。原作の雰囲気とかい離しすぎていてもう。
2013/06/07(金) 13:34 | URL | 匿名 #nLnvUwLc[ 編集]
このコメントは管理者の承認待ちです
2016/06/07(火) 16:46 | | #[ 編集]
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