ペルソナ ~トリニティ・ソウル~ 第26話(最終話) それぞれの未来へ

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■第26話(最終話) 浮上する未来

いよいよ今回で最終話となったペルソナ~トリニティ・ソウル~。

アヤネのクローンの暴走を止め、慎は洵とユキ、そして諒を救えるのか?
と言うか、そもそも慎自身はクジラに捕らわれてしまったのか?

大注目の最終回です!

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「ペルソナとは歪みだ。その摂理を断つ!」

とりあえず諒と真田さんが会話をした事に少し安心した冒頭。いやだって、諒はいつもそれこそ幽霊のように消えてしまっていましたから、前回ラストに現れた時も、あれで消えてしまうのかな?と、少し心配に思いました(^^;。

そして残念ながら2人の主張は決裂。

諒はペルソナで家族を失い、そして愛する女性を自分のペルソナによって殺してしまった事から、クジラを使って人の意識とペルソナの分離をしようとしたみたいです。それと公式サイトによると、諒も映子さんの事を愛していた事も解りました(*^^*)。

自分を愛してくれた人を、そして自分も愛していた人に優しくする事が出来なかったのは、ペルソナが原因となった10年前の事故ですから、人間に過ぎた力であろうそのペルソナを無くしてしまおうとする諒の意図は解ります。一方で、映子さんが雪原まで諒を追いかける事が出来た心の力もまた、誰もが内に眠らすペルソナの力だと主張する真田さん。これも正しいならペルソナを消す事に反対するのは当然で、いったいどちらの主張が正しいのか一概には言えません。

ペルソナを具現化すの力だけを分離出来れば良いのでしょうが、
そんな都合良くは出来ないのでしょうね。

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「ありがとう兄貴・・・今までずっと・・・。」


そしてクジラの中で慎は遂に諒と再会しました!

九条に仕組まれた事とは言え、自分が歪ませてしまった洵とユキ。しかしそれによって体現したペルソナがクジラに干渉し、人間からペルソナを切り離す事が出来る力を持ったというのは皮肉な話です。そして洵とユキも諒に賛同・・・というよりも、10年前に自分達の為に傷付いてしまった諒の心の痛みを知って決意してくれた感じですね。

慎がここに来れたのは、前回ラストに見た「あったかも知れない幸福な未来」を夢で兄弟皆で見たからみたいですが、それが本当に幸福な未来であったが故に、それれを無くしてしまったペルソナという存在へ憎しみは諒の中で大きいのでしょう。

一方で、辛い過去を思い出して直、今を生きる兄弟の事を第一に考える慎は、何も考えていないようで居て、過去に捕らわれない強さを持っているとも言えますから、物事の本質に一番近いのかも知れませんね。

そしてここで諒の「お前はここに残れ。」という言葉・・・。

諒は常に慎の兄で在り続ける所が最後までカッコよく、そして凄い所ですね。

一方で、楢崎刑事の体に死んだ奥さんが憑依してしまった伊藤刑事。
クジラから離れて時間が経てば拓郎の父親と同じように消滅してしまうのでしょうが、きっと10年前を引きずる伊藤さんを見ていられなかったのかのでは無いかと思います・・・。

でもこれで楢崎刑事の死亡が確定なのが悲し過ぎる・・・。
良い人だったんですけどね・゚・(⊃д`゚。)・゚・


そしてアヤネは父親の九条が造ったアヤネクーロンと合体!

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「乾!、起爆させろ!」


爆弾、取れたー!(゚Д゚;)


歩く無気力性台風となったアヤネクローンですが、人的被害を考慮して爆破するタイミングを計っていた真田の作戦空しく、2人の合体時にその霊圧?で取れてしまいました。何だか酷く偶然のように取れてしまったようにも見えますが、一応はクローンでない方のアヤネが気が付いていたと考えた方が良さそうですね(^^;


そこえ今度はめぐみと拓郎が参戦!


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1人で戦いに挑むめぐみもまた10年前の悪夢を引きずっていた訳ですが、それは既に17話で解消済みで、今はただ10年前の災害の二の舞を防ぎたいという純粋な思いで行動している所が拓郎ではありませんが、男らしくてカッコ良いですね(笑)

一方で、そんなめぐみの事を知っている拓郎が病室を抜け出して助けに行った訳ですが、
ここで「男ってのはなぁ!惚れた女を守るモンなんだよ!」とでも、ドサクサ紛れに告白してくれると面白かったのですが(笑)、結局恋愛面での進展を最後までこの物語で見れなかったのは少し残念です。

もうこの2人にはそんな言葉は必要無かった・・・
とでも、私の中で勝手に解釈(妄想)して置きましょう(笑)

そしてアヤネのペルソナに2人のペルソナが捕まりリバースされ掛けますが、
慎がクジラから帰還し2人の危機に間一髪間に合ってくれました!

それをサポートしてくれたのは・・・

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叶鳴が慎の手を引っ張ってくれました!

まさかの応援にビックリ&鳥肌⇒大歓喜ですよ!



いやぁ、まさか叶鳴が来てくれるとは思わなかった!(^^)

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そして2人のペルソナをアヤネのペルソナから開放!

まだ何も知らなかった幼い頃、間に合わなかった両親の死。
それと同じ場面に成長した慎は叶鳴に導かれて間に合う事が出来た!

24話の悲劇を・・・10年前の悲劇をもう繰り返さない!という決意に見えますね。

それともう一つ、生体部品を使っているとは言え叶鳴はロボットだったので、23話の死を悲しみつつも魂があるのか少し疑問だったのですが、叶鳴には魂がちゃんとあり、クジラの中の慎を導いて拓郎とめぐみの窮地を救ってくれた事は本当に嬉しかったです(^^)

やはりあの水風船のペルソナが生まれた時に、叶鳴の中に魂が生まれたという解釈なのかな?

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クジラとアヤネを接触させ、洵とユキを犠牲にしてでも人々からペルソナを分離しようとする諒と、ただ純粋に兄弟の命を救いたい慎。そして2人共がペルソナによる悲劇をもう繰り返さないが為の戦いですが、諒の方法では10年前のような事故が大規模に発生するのであれば、やはり慎を応援せざるを得ないですね(^^;

過去の過ちを繰り返さない為とは言え、
確証の無い未来の悲劇の為に目前の悲劇と犠牲を無視して良い訳が無いと思います。


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「その剣はかつて楔だった。

犯した罪に苛まれ続けた2人の心が生んだ。

それは人をペルソナから解放するための剣だ。」



慎がペルソナを覚醒させ両親を苦しめる楔を抜いたのは偶然かも知れませんが、そこに宿った力は諒の目指すものと同じく人とペルソナを分けるもの。ただ諒が自身の目的を分離と言っているのに対し慎の力を解放と例えているので諒の行うクジラを鎮める事とは、ペルソナの生まれる共有深層心理の海を人の精神から完全に分離してしまう事であり、人間の根底を一部失ってしまうのでは無いかと思います。

一方で、慎の力は純粋に人がペルソナを具現化させる能力だけを破壊する力だと思うのですが、慎の力では相手にペルソナが発現してからでなければ対応出来ないのが辛いですね。だた慎の楔の剣は、罪の意識に苛まれた両親がクジラに捕らわれたアヤネの解放だけを願って生まれたものでしょうし、全てを背負う必要は無いのだと思います。

それにしても諒が九条を殺していた事に驚きました。九条はペルソナの力によって肉体を維持していたようですが、生かしておいても百害あって一利無しに思えますし、両親が死んでしまった以上、訴える選択肢も難しいですから、九条は自業自得の悪即斬で仕方の無い判断だったと思います。

洵とユキは2人とも救えたけど、それが出来たのは結局九条だけだったというのは多少ジレンマを感じるかも知れませんが、人の命を嘘を付いて私欲の為に使ったのですから、私刑には賛同出来なくとも罰せられるのは当だと思います。

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「諒兄ちゃんにとって、僕たちは一番重い十字架。」

クジラと接触する為に造られたアヤネクローンに、アヤネ本来の意識が同化している訳ですが、そこにペルソナを鎮める力を持つ洵とユキが溶け込む事でクジラを人から切り離して鎮めるのでしょう。


そして今回最大の謎がココ!


諒が慎を行かせるんですよ!。
そんな諒に慎も驚いて一瞬振り返るくらい私もこの急展開に驚きました。

これは色々と解釈出来て難しいなぁ(^^;

そして1人では救えない慎に協力する諒!
感動・・・と言うよりも見ていた時は、ポカーン(゚Д゚o)という感じでしたね(笑)

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「帰ろう、諒兄ちゃん。」

慎を何度も突き放し、それでも止めに入る慎に諒は未来を託したのだと思います。
・・・でも、これはちょっと自信の無い解釈ですね。(^^;

そして最後の諒の言葉・・・これはやはり「ありがとう」かな。

たった一人で贖罪の為に戦って来た諒に対し、
「何もかも1人で背負わなくて良い、俺も居るだろ。」と慎は行動で示したのだと思います。

そして・・・

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「諒・・・兄ちゃん。」


やっぱり諒は死んでたかぁ・゚・(⊃д`゚。)・゚・


この直後に海に溶け込む魂のようなカットが入るので、諒の魂もクジラに溶け込み無意識の海へと帰って行ったのだと思います。そこで映子さんや両親と再会出来た事を、そして未来を慎に託したのですから、今はもう心安らかに眠れる事を願わずには居られません。

ですが・・・もしかして最後に兄貴復活もアリか?と少しだけ期待していたので、
やっぱり死んでしまった事実を見たら心痛くなりましたよ・・・諒兄ちゃん!(ToT)

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そして2年後・・・くらいかな?
慎は一浪して大学に合格。洵は拓郎が店長になったジーンズショップのアルバイト。

2人以外に帰って来る者も居ない家に、置き鍵は不要と慎が持って行く姿が、
過去との決別と未来への歩みをさり気無く、しかし力強く演出していますね(^^)

それと洵の呼び方が「兄貴」になっていのにビックリしました(笑)
もう「お兄ちゃん」とは呼んでくれないのかんでたかぁ・゚・(⊃д`゚。)・゚・
・・・・ってオイオイと(爆)

アヤネが最後に涙を流すので、もしかしてあの時にユキは洵と分離して先にアヤネと合体したでは無いかとも思ったのですが、あれはペルソナの呪縛からようやく開放されたアヤネ自身の涙だと思いますので、これは洵の中にユキが完全に溶け込んだのだと思います。

2人は「諒兄ちゃんにとって僕たちは一番重い十字架」と言っていましたが、
これで諒の贖罪の戦いは完全に終わったのでしょう。


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そして旅人の周りには桜の花びらが・・・。

最後の最後でこれまたグッと胸に来る演出ですね・゚・(⊃д`゚。)・゚・

桜には旅立ち、純血、生と死など様々な意味がありますが、この場合は慎と洵の新しい旅立ちを現すと共に、孤独な旅人であった諒の魂が、今は死んでいった人達と共に安らかにある事の暗示でしょう。

いやぁ、最後の最後にこの演出は素晴らしい。このラストは泣けてきましたよ(ToT)
そして川村ゆみさん歌うエンディング曲「Found Me」に合っていて効果倍増でした。


■総評

原作がもともとRPGですから、視聴前は少年ペルソナ戦隊という感じに進むのかと思いましたが、神郷三兄弟を中心に、これほど精神面を中心に話を進めて行くとは思いませんでした。物語は諒の過去を慎が紐解く形で進んでいった訳ですが、当初のツンツン諒からクマ回でのデレ(笑)、そして衝撃の13話と、前半はかなり盛り上がりました。

一方、半年後の後半は緑川ボイスを持つ真田さんがあまり活躍できなかったのが残念なのと(笑)、敵であるマレビトが自身から弱くなってしまった事で戦いそのものの方向が不明確になってしまった事が勿体無い感じがします。特にマレビトは最後は九条とアヤネクローンの暴走で自滅してしまいましたし。また最後に特務機関が横から現れた所や、叶鳴がロボットだった所は、恐らく原作との繋がりがあるのでしょうが果たして必要な演出であったか疑問です。後半は全体的にバタバタした演出や、途中で唐突に拓郎とめぐみの過去を1話を丸々使ってフォローしたのは、少しまとまりの無いシリーズ構成に思えた事が少し残念です。

ですが10年前の事件と3兄弟の運命を芯に、単純に戦って事件を解決するようなバトル展開ではなく、精神面から過去の調査と解決を進めていく物語はペルソナのテーマらしく、そして考え所も非常に多く、とにかく最後まで見応がありましたね(^^)

元がRPGなんで、しょっちゅう戦って解決しているイメージが強いんですけどね(笑)

個人的一番はやはり第13話。墓地で話す諒と慎を見てると泣けて来ま(ToT)

人によって、賛否両論分かれそうな作品に仕上がりましたが、私は賛否両論では無く賛否同伴!。演出、コンテ、構成、脚本など各所への不満は少なくない一方で、全体としてこの作品を作り上げた事をペルソナファン(2までプレイ)としても、そしてアニメファンとしても感謝したいです。


そして最後に諒が救われたであろう事に感謝!(^^)


当ブログのペルソナ~トリニティ・ソウル~の感想を呼んで頂き、
本当にありがとう御座いました。


トラコミュ
PERSONA-trinity soul-


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大変遅れてしまい申し訳ありません。これほど長くなると書く時間が取れず今までに至りましたが、
書きたい事をだいたい書き尽くせたのでスッキリしました(^^)

コメント
この記事へのコメント
諒兄ちゃんの行動
諒兄ちゃんが慎を行かせたのは

「皆ありがとう」

と二人が言った言葉で、眉をひそめたあの瞬間に、心が揺らいだ結果なんだと思います。
自分の心が揺らぎにより慎を通し、慎が窮地に陥った時に、揺らぎが洵を守るという決意に変わったのかな?と思いました。
なので、ポカーンとはせずに、普通に感動して見てました。
2009/01/24(土) 16:02 | URL | コメンテーター #Z5mJMyag[ 編集]
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